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シリウスの島でたどるレムリアの記憶〜ライオンズゲート

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来週、与那国島を訪れることにしていて、海底遺跡のことや、シリウスのことを調べていたら面白い記事を見つけました。



そこには、なんと「与那国島の海底遺跡の構造は、太平洋の地図を描いているかもしれない」という仮説が紹介されていたのです。


以下、その説のポイントを簡単にご紹介します。


✅ 1. 与那国島の海底遺跡には「特定の角度に向いた構造線」がある


与那国の海底遺跡には、階段状の構造や直線的な壁が見られます。これらの構造から放射状に線(ラジアルライン)を延ばしていくと、いくつかの方向が強調されていることがわかるのだとか。


✅ 2. その線(方向)を地図上で延ばすと…


なんと、放射線の延長線上には太平洋のさまざまな島々があり、それらを結んでいくと、**ある「領域の輪郭」**が浮かび上がる。


しかもその輪郭は、かつて日本が第二次世界大戦中に支配を目指していた太平洋上の勢力圏と非常によく似ているというのです。


✅ 3. この研究に用いられたのは「ジオグリフロジー(Geoglyphology)」


ジオグリフロジーとは、地上絵や遺跡の配置に込められたメッセージや地図的意図を読み解く学問。ナスカの地上絵、エジプトのピラミッド、ストーンヘンジなどにも応用されています。


つまりこの説では、与那国の海底遺跡もまた、何らかの“古代のコード”や“地図”を内包している可能性があるというのです。


与那国島海底遺跡の放射線は以下のようなものだそう。


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そして、かつて第二次世界大戦中に日本が領域にしようとしていた地域がこれ。


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放射線として示された方向と、かつて日本が目指していた太平洋の戦略地図。この一致は、単なる偶然なのでしょうか?


──もし、あの遺跡が本当に地図として設計された神殿だったとしたら。──その設計者たちは、一体どんな意図を持ってこの地に構造を刻んだのか?──そして、第二次大戦という近代の記憶と、それはどこかで響き合っていたのだろうか。


実は、私が与那国島を訪れるのは、8月8日──ライオンズゲートのピークのタイミングなのです。


ライオンズゲートとは、シリウスが夜明け前の東の空に、ほんの一瞬だけ姿を見せる時期。古代エジプトではこの星を女神イシスと重ね、その出現を合図にナイル川の氾濫が始まるとされ、新たなサイクルの始まりを告げる神聖な日とされていました。


与那国島は、シリウスと共鳴する場所とも言われています。


三年前に訪れたエジプトの旅では、水辺に佇むイシス神殿を訪れました。その神殿もまた、水に沈んだ遺跡であり、今向かおうとしている与那国の海底遺跡と、不思議なほど似た感覚をまとっているのです。


あれは偶然ではなかったのかもしれない。いまここで、私は何を受け取ることになるのだろう──宇宙の神秘に、ただ静かに耳を澄ませています。


そして気づけば、ふと遠い記憶のようなものに触れている自分がいます。それは、「レムリア」と呼ばれる、太平洋に存在したとされる古代文明のこと。


水、神殿、女神、シリウス──そういったキーワードに、どうしようもなく惹かれる自分がいます。


それはまるで、海底深くに沈んだ記憶が、自分の内側に微かに──けれど確かに──響いてくるような、不思議な感覚なのです。


それが過去のことなのか、未来の記憶なのか。あるいは、今という時代に再び浮かび上がろうとしている何かなのか。


星と海と遺跡が交わるこの場所で、私はいま、自分の奥深くにある静かな記憶と、そっと再会しようとしているのかもしれません。



 
 
 

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