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「わたしは、わたしでいい」──過去世の龍が伝えてくれたこと



人前に出ると、なぜか自分を引っ込めてしまう。本当はもっと心を開いて、人とつながりたいのに──。

そんな想いを抱えていたクライアントのHさんが、ヒプノセラピーのセッションで出会ったのは、300歳の女の龍でした。絹のようなタテガミをたなびかせ、南の島の空を舞いながら、村人たちの日常を静かに見守っている、優しい龍。名前はキャサリン。人の心に寄り添い、必要なときには花や風の姿になって「大丈夫」とエネルギーで伝える存在でした。


過去世の記憶の中へ──


最初に訪れたのは、キャサリンの幼少期。ポリネシアンの少女として、クリスタルの洞窟で石を使って遊ぶ、のびのびとした5歳の姿。そこでは「本当の自分でいられる」感覚が満ちていました。


そして時は流れ、17歳のキャサリンは村の大切な儀式「星祭り」の準備の中で、何か大事なことを“伝えなければならない”という使命を感じていました。でも言葉が詰まる。「またモゴモゴして…」と、心配する母の意識。「予言の力は、村人を不安にさせるかもしれない」と恐れる父の意識。キャサリンは、人との間に距離を感じながらも、静かに成長していったのです。


津波の予感──言えなかった後悔


25歳のとき、キャサリンはある“虫の知らせ”を受け取ります。大きな津波が来る、と。けれど村人たちは、儀式の準備を優先し、耳を貸してくれませんでした。結果、村は呑み込まれ、ほんの数人しか生き残れなかった──

「伝えても、聞いてもらえない」その出来事をきっかけに、キャサリンは山奥に籠り、人とは交わらず、自然と動物たちの中で静かに暮らしました。


58歳。人生の終わりの場面では、湖のほとりに横たわりながら、彼女はこう思っていました。

「もっと人と心でつながりたかった」「自然とは向き合えたけれど、人にはどうせ通じないと、諦めていたのかもしれない」「あれは、本当に“寄り添っていた”と言えたのだろうか?」

その魂の言葉は、今を生きるHさんの胸にも深く響いていきました。


キャサリンから、Hさんへのメッセージ

「ここまで、本当によく頑張ったね。もう無理しなくて大丈夫。心の中の平安を、大切にしていいんだよ。」

過去世のキャサリンが、Hさんに贈ったのは、"背負わなくてもいいよ"というやさしいメッセージでした。

「世界を変えなきゃ、と気負わなくてもいい。あなたの整った波動が、必要な人にちゃんと届くから。一人の時間を大切に、小さな幸せを守ることも、尊いことだから──」

そして、キャサリンからHさんへ、メッセージと共に手渡された“ある贈り物”がありました。

それは、虹色に輝くパールのようなネックレス。丸いそのかたちは、さまざまな色──つまりいろいろな人──をやわらかく包み込み、調和させる象徴のようでした。それはHさんの内にある、「愛とつながり」の力を静かに思い出させてくれるものでした。


未来のビジョン──“これでいいんだ”と微笑む自分


未来を感じる場面では、55歳のHさんが南のあたたかな海辺で、波音を聴きながら踊っている姿が現れました。そばには友達の笑顔。空は青く、風は心地よい。

「これでいいんだ」「自分を責めたり、無理して頑張ることを手放せた」そんな解放感とともに、心が晴れやかに広がっていきます。

そして、彼女のハイヤーセルフは、優しく笑いながらこう伝えてくれました。

「よかったね。ずっと、ずっと見守っているから──」

このセッションの中で、Hさんは「自分らしく在ること」の真の意味を思い出していかれました。目立つ必要もない。無理して伝える必要もない。ただ、自然な自分で、そこにいること。それがすでに、誰かにとっての光となっているのかもしれません。

 
 
 

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